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2007年 06月 28日
『オーシャンズ13』を観た日に、調子に乗って他1本半の映画を連続して観てしまった。
他1本半というのは、『Evan Almighty』と残り半分はこの『Mr.Brooks』。 やっぱり一日3本の映画は肉体的にも精神的にも酷だった・・・・。 最後まで観てないのに、ブログで映画紹介だなんて・・・と、多少は気がとがめるが、これまでアメリカの誠意だとか正義だとかをカッコよく演じてきたケビン・コスナーが、この映画で悪役を演じているところに注目したい。 悪役のケビン、なかなかGood. 人を殺して帰ってきて、着ていた洋服や靴を燃やすストーリーなので、下着もつけていないケビン・コスナーの裸ポーズが画面に・・・・。陶器を焼く釜の前でナルシストポーズのケビンにさすがにノック・アウト。それからしばらく見続けたものの、とうとう忍耐力が切れてしまった。 確かにケビンのヌードは気持ちのいいものではなかったが、たまたまこの日、映画館の通りの繁華街でゲイの人たちのパレードが行われていたこともあって、ケビンとゲイが重なったり、お腹も空いてきた・・・なんていうレベルで、自主退場。 アメリカ国防省を舞台にした映画、1987年の『No way out』(追いつめられて)のケビン・コスナーは素晴らしかった。今、観てもいい映画だとつくづく思う。その後、「JFK」「ダンス ウィズ ウルブス」あたりから、大物意識が出ちゃって「ロビンフッド」だ「ポストマン」だもの。 おまけに私の記憶が正しければ、昨年だったか今年に入ってだか、まさかと思えるケビン・コスナー様が若い女性にセクハラしたとかなんとかでニュースになってた。 確かこの方、2~3年前に、若くてきれいな女性と再婚したはずなのに、やってしまったか!という印象が濃厚で、アメリカの誠意だの正義だのを演じて頑張っていたケビンは私生活でも二重人格者だったのか?と勘ぐりたくなる。 女優も俳優も、いい人やカッコいい役ばかりをやっていると寿命が短いっていうじゃない? それを意識したわけでもないだろうが、今回のケビン・コスナーの殺人犯役は、まさに「はまり役」。これから、カッコいいしいぃとかいい人をやらないで、悪役路線で頑張って欲しいと思うのだ。今度は殺人犯ではなく、ゲイ役とかホモ役とか演じて欲しい。 映画を最後まで観てないので、前半出番が少ないデミー・ムアーについては、この程度しか書けません。(今、反省) 時々TVで再放送される「ゴースト」を観ることがあるが、マイケル・ダグラスと共演した「デスクロジャー」は面白かったなあ~。 デミー・ムアーって、悪役もできれば刑事役も普通も奥さん役もできて、いい役者さんだなって思う。私生活では、20歳近く年齢差がある若い夫をゲットして、夫婦共に公私共々、順風満帆。 別れた元亭主のブルース・ウィルスは「ダイ・ハード」の第4弾で大活躍。 これがビックな役者の証明なんだろうなあ。 ところで、この映画でも日本人が出てくる。Mr.Brooksの事業はSAKE(お酒)の製造で、そこに日本人の商社風ビジネスマンが訪問して契約をしようという設定になっているのだ。 3~4人のおじ様ジャパニーズサラリーマンが、Mr.Brooksに「this is SASAKI.」と挨拶すれば、「SASAKI-San. nice to meet you」と答えるケビン。 この場面にドン引きですよ。 ここは背広姿のおじ様ジャパニーズサラリーマンでなくたって、いいんじゃないの?
by hiiragichiharu
| 2007-06-28 01:18
| 映画やTV、ドラマなど
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